顧客管理 完全ガイド

顧客管理は、LINEマーケティングの心臓部です。 適切なタグ付けとセグメンテーションにより、 一人ひとりに最適化されたメッセージを届けることができます。

顧客管理の概要

🎯 顧客管理でできること

👥

友だち情報の一元管理

LINE友だちの情報を一覧で確認・管理

🏷️

タグによる分類

顧客を属性や行動でグループ分け

📝

カスタムフィールド

独自の項目を追加して詳細情報を管理

🔍

高度な検索・フィルター

条件を組み合わせてターゲットを絞り込み

なぜ顧客管理が重要なのか?

📈

開封率の向上

適切なセグメントに適切なメッセージを送ることで、開封率が平均20-30%向上

🚫

ブロック率の低下

関心のない情報を送らないことで、ブロック率を大幅に削減

💰

コンバージョン率の向上

購買意欲の高い顧客に集中的にアプローチ

顧客一覧の使い方

📸 顧客一覧画面の全体像 各エリアの説明付き

画面構成

検索バー

名前やLINE IDで顧客を検索

フィルターパネル

タグ、フォロー状態、日付などで絞り込み

顧客リスト

顧客情報の一覧表示。クリックで詳細へ

ソートオプション

友だち追加日、最終メッセージ日などで並び替え

一括操作ボタン

選択した顧客にタグを一括付与・削除

表示される情報

項目 説明
アイコン LINEプロフィール画像
表示名 LINE表示名(変更可能)
タグ 付与されているタグ(チップ表示)
フォロー状態 フォロー中 / ブロック中
友だち追加日 最初に友だちになった日時
最終メッセージ 最後にやり取りした日時

顧客詳細画面

顧客一覧で顧客をクリックすると、詳細画面が開きます。

📸 顧客詳細画面 各セクションの説明

詳細画面の構成

📋 基本情報

  • LINE表示名、プロフィール画像
  • LINE User ID
  • 友だち追加日時
  • フォロー状態

🏷️ タグ

  • 現在のタグ一覧
  • タグの追加・削除
  • 新規タグの作成

📝 カスタムフィールド

  • 設定した項目の値
  • 値の編集・更新

📊 行動履歴

  • メッセージ送受信履歴
  • リンククリック履歴
  • イベント参加履歴

📋 進行中のステップ配信

  • 登録中のシーケンス
  • 現在のステップ
  • キャンセル操作

💬 チャット履歴

  • 過去のメッセージ一覧
  • 直接メッセージ送信

タグ機能

タグとは?

タグは顧客に付けるラベルです。興味・関心、購買状態、属性などでグループ分けし、配信のターゲティングに活用します。

タグの種類(推奨カテゴリ)

💡

interest:(興味・関心)

interest:製品A interest:サービスB interest:セミナー

顧客が興味を持っている商品やサービス

🎯

behavior:(行動)

behavior:資料請求済み behavior:購入済み behavior:来店済み

顧客がとった具体的なアクション

📈

status:(状態)

status:見込み客 status:商談中 status:VIP

顧客のステージや重要度

👤

attribute:(属性)

attribute:女性 attribute:30代 attribute:東京

顧客の基本属性(デモグラフィック)

タグの管理

1

タグの作成

「タグ管理」画面で「+新規タグ」をクリック。カテゴリ(prefix)と名前を入力。

📸 タグ作成ダイアログ
2

手動でタグを付与

顧客詳細画面のタグセクションで「+タグを追加」をクリック。

3

自動でタグを付与

以下の機能でタグを自動付与できます:

  • 一斉配信:送信時に自動タグ付与
  • ステップ配信:各ステップでタグ付与
  • トラッキングリンク:クリック時にタグ付与
  • アンケート回答:回答時にタグ付与
💡
タグ設計のベストプラクティス
  • カテゴリ(prefix)を統一して、タグを整理しやすくする
  • タグ名は具体的に(「興味あり」より「interest:製品A」)
  • 行動タグは日付付きで(「behavior:セミナー参加_202601」)

カスタムフィールド

カスタムフィールドとは?

顧客ごとに保存したい情報(名前、電話番号、誕生日など)を自由に追加できる機能です。LINE表示名以外の情報を管理するのに使います。

フィールドタイプ

タイプ 説明 使用例
テキスト 自由入力の文字列 氏名、会社名、メモ
数値 数字のみ 年齢、購入回数、ポイント
日付 日付形式 誕生日、契約日、来店日
選択 定義した選択肢から選ぶ 性別、会員ランク、プラン
メールアドレス形式 連絡先メール
電話番号 電話番号形式 連絡先電話番号

カスタムフィールドの作成

1

カスタム項目管理を開く

サイドメニュー「顧客管理」→「カスタム項目管理」を選択

2

新規フィールドを追加

「+新規追加」をクリックし、以下を設定:

  • フィールド名(例:「誕生日」「会社名」)
  • タイプ(テキスト、数値、日付など)
  • 必須かどうか
📸 カスタムフィールド作成画面

カスタムフィールドの活用

🎂

誕生日配信

「誕生日」フィールド(日付型)を作成し、ステップ配信のトリガーに設定。誕生日の7日前にクーポンを自動配信。

✉️

パーソナライズ

「お名前」フィールドを作成し、メッセージで {{customField.お名前}} を使用。「山田様、」と呼びかけ。

🔍

フィルタリング

「会員ランク」フィールド(選択型)を作成し、「ゴールド」の顧客だけに配信。

フィルター・検索

フィルターの使い方

顧客一覧画面の左側にあるフィルターパネルで、条件を指定して顧客を絞り込みます。

フィルター条件

🏷️ タグフィルター

  • 含む(AND):すべてのタグを持つ
  • いずれかを含む(OR):いずれかのタグを持つ
  • 除外:特定のタグを持たない

👤 フォロー状態

  • フォロー中のみ
  • ブロック中のみ
  • すべて

📅 日付フィルター

  • 友だち追加日(期間指定)
  • 最終メッセージ日(期間指定)
  • カスタムフィールドの日付

📝 カスタムフィールド

  • テキスト:完全一致、部分一致
  • 数値:以上、以下、等しい
  • 選択:選択肢に一致

フィルター例

例:過去30日以内に友だち追加した、製品Aに興味がある顧客

友だち追加日 30日前
AND
タグ 含む interest:製品A
📸 フィルターパネル 条件を設定している様子

セグメント作成

セグメントとは?

フィルター条件を保存したもので、配信時にターゲットとして繰り返し使用できます。毎回条件を設定する手間が省けます。

セグメント例

🆕 新規フォロワー

友だち追加日 ≥ 7日以内

ウェルカムキャンペーンの対象

💎 VIP顧客

status:VIP

特別オファーの対象

😴 休眠顧客

最終メッセージ日 ≤ 30日前

再活性化キャンペーンの対象

🎯 高関心顧客

behavior:資料請求済み interest:製品A

営業フォローの優先対象

💡
セグメント設計のコツ

配信目的ごとにセグメントを作成しておくと、「誰に送るか」で悩む時間が大幅に削減されます。最初は5-10個程度のセグメントから始めましょう。

一括操作

一括操作でできること

複数の顧客を選択して、まとめてタグの付与・削除ができます。

1

顧客を選択

顧客一覧で、操作したい顧客のチェックボックスをオン。上部の「すべて選択」で表示中の全顧客を選択可能。

📸 複数選択の様子
2

一括操作を選択

「一括操作」ボタンをクリックし、操作を選択:

  • タグを追加:選択した顧客にタグを付与
  • タグを削除:選択した顧客からタグを削除
3

タグを選択して実行

操作するタグを選択し、「実行」をクリック。

⚠️
注意

一括操作は取り消しできません。大量の顧客に対して操作する前に、フィルター条件が正しいか確認してください。

プロのテクニック

🏷️

階層的タグ設計

タグをカテゴリ:サブカテゴリ:詳細の形式で設計すると、管理しやすくなります。

例:
  • interest:製品:製品A
  • interest:製品:製品B
  • behavior:購入:初回購入
  • behavior:購入:リピート購入
📊

行動スコアリング

カスタムフィールド(数値型)でスコアを管理し、行動に応じて加点していきます。

スコアリング例:
  • 友だち追加:+10点
  • リンククリック:+5点
  • 資料請求:+20点
  • セミナー参加:+30点

「スコア ≥ 50」の顧客を優先フォロー対象に。

🔄

ライフサイクル管理

顧客のステージをタグで管理し、ステージに応じたコミュニケーションを設計します。

ステージ例:
  1. stage:新規→ オンボーディング
  2. stage:検討中→ ナーチャリング
  3. stage:購入済み→ アフターフォロー
  4. stage:リピーター→ ロイヤルティプログラム
🎯

RFM分析

Recency(最終購入日)、Frequency(購入頻度)、Monetary(購入金額)でセグメント化。

カスタムフィールド:
  • 最終購入日(日付型)
  • 購入回数(数値型)
  • 累計購入金額(数値型)

これらを組み合わせてVIP顧客を特定。

🧹

定期的なクリーニング

休眠顧客や重複タグを定期的に整理し、データ品質を保ちます。

クリーニング項目:
  • 6ヶ月以上無反応の顧客に「休眠」タグ
  • ブロック済み顧客の定期確認
  • 使われなくなったタグの削除
📈

タグ分析

タグごとの顧客数を定期的に確認し、マーケティング戦略に活かします。

確認ポイント:
  • 各タグの顧客数の推移
  • コンバージョンしたタグの傾向
  • ブロック率が高いタグ

よくある質問

技術的な上限はありませんが、管理のしやすさを考えると、1顧客あたり5-15個程度を目安にしてください。タグが多すぎると、どのタグが重要か分からなくなります。

顧客データは残りますが、フォロー状態が「ブロック中」に変わります。配信のターゲットに含まれていても、メッセージは送信されません。ブロックを解除すると、再びフォロー中になります。

個別の顧客データを削除することは可能ですが、LINE友だちの状態はそのままです。削除した顧客が再度メッセージを送ると、新しい顧客として再登録されます。個人情報保護の観点から削除が必要な場合はご検討ください。

はい、いつでも追加・削除できます。フィールドを削除すると、そのフィールドに保存されていたデータも削除されるので注意してください。フィールド名やタイプの変更もできますが、既存データとの整合性に注意が必要です。

現在のバージョンでは、顧客一覧のエクスポート機能は提供していません。今後のアップデートで対応予定です。個別の顧客情報は詳細画面で確認できます。

LINE User IDが異なるため、別々の顧客として登録されます。同一人物であることを識別するには、共通のカスタムフィールド(メールアドレスなど)を使用してください。